●イベントやエンターテインメントが盛りだくさん! 早速ワインテイスティング

バレンタインデーやイースター、独立記念日、サンクスギビングデー、クリスマスにニュイーヤーズ・イブなど、一年を通してホリデーのパッケージプランが用意されている。12月21日から28日まではクリスマスパッケージの期間で、最低3泊が条件となっていた。

チェックインの際、期間中のプログラムと「本日の催し」の案内を手渡される。わたしたちが滞在する24日から27日にかけてが、最もイベントが多い。何に参加しようかとページをめくる。チェックインを終えた1時間後の午後4時から、ワインのセミナーがあるのを見つけ、早速出かけてみることにした。

広々としたバンケットルームに、テーブルがずらりと並んでいて、あらかじめワインの入ったワイングラスが用意されている。まるで大学の講義を受けるかのような生真面目な雰囲気が漂っていて、それがちょっとおかしい。わたしたちは、前方の席に座り、ソムリエの話に耳を傾ける。

今日のテーマは、フランスではシラー(Syrah)、オーストラリアではシラーズ(Syraz)と呼ばれているブドウからできた赤ワインについて。フランス、オーストラリア、米国(ソノマ)産など計4種類のシラー(シラーズ)を味わう。最後にウエイターらによって注がれたスパークリングのシラーズを試飲。赤ワインのスパークリングワインを飲むのは初めてだ。甘みが少し強いデザートワイン風だった。

わたしが気に入ったのはEstate Syrah, 2001 (Alexander Valley Vinyards)。スパイシーで程良い甘みがある。フルボディだけれど飲みやすく、チーズなどが食べたくなった。


フランスやオーストラリアの地図を映し出して、産地の説明をしてくれる。

テイスティングだというのに、なみなみと注がれた5種類の赤ワイン。講義が終わってからも、しばらく味わい続けた。


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