●瞬く間に3度目の夜。心に深く刻まれた、2004年のクリスマスホリデー

そしてついには、最後の夜。食事はメインダイニングで、バイオリンとピアノの演奏を聴きながら。わずか3泊4日だったけれど、滞在中は朝から晩まで、目新しいことを体験できたのが、本当によかった。

今までは、旅に出るとどうしても欲張って、色々な町や色々な場所を巡ってしまい、その結果、疲れてしまうことが多々あった。けれど、こうして一箇所に滞在し、普段とは異なる空間に身を置けたことは、巡る旅とはまた異なる、いい経験だった。

夕食のとき、わたしたちが出会ってから今年までの、過去8回のクリスマスを振り返ってみた。

すんなり思い出せる年もあれば、なかなか思い出せない年もある。特に2001年のクリスマスのことは、二人で一生懸命記憶をたどるのだが、どうしても思い出せなかった。テロの直後だったから、色々なことを忘れたい気持ちが働くのだろうか。結局、今、自分のホームページを読んで、ようやく思い出した。

一方、もしかすると、米国で過ごす最後のクリスマスになるかもしれない、あまりにもアメリカ的だった今年のクリスマスホリデーは、これから先もずっと、鮮やかに、わたしたちの記憶に残ることだろう。



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