ようやくミラノ空港で一段落した午後4時。朝、8時過ぎにジェノア空港に到着して以来、8時間ぶりに口にする食べ物。クロワッサンとエスプレッソ。これが今回の旅で、初めて撮影する気になった写真。バスからの風景など、撮るような心境ではなかった……。

ここが、観光案内所で紹介してもらった空港から車で約10分の場所にある宿。レストランが主体のオーベルジュで、夕食はそれなりにおいしかったが、疲労困憊で楽しめなかった。でも、デザートのティラミスのおいしさは身体に染み入った。

宿のご近所。気温は零下のひどく寒い朝。けれど薄手のジャケットしか持ってきておらず、凍えるようにシャトルバスに乗り込み、ミラノ空港を目指す。今日こそは、インドにたどり着きたいものだ。でも、バンガロアは遠い。

ようやくインド上陸! ムンバイの空港に深夜到着し、空港そばのリーラ・ホテルにチェックイン。なぜかスイートルームにアップグレードされてご機嫌。さっそく米国に電話をするハニー。すっかり髭がのびてしまい、犯罪者な風貌だけど、うれしそうです。

夕べの質素な宿とは打って変わり、広々快適なベッド。リネン類の肌触りもよく、枕の堅さ、高さもいい感じ。湯沸かしポットや食器類も備えてあるので、持参の日本茶を煎れる。こういうとき、日本茶が一番リラックスさせてくれるのだ。やっぱり日本人なのね〜。

リヴィングルームは、大きなデスクにソファー、大画面のプラズマテレビも備えられていて、広々ゆったりとした空間。ほんの8時間しか滞在できないのがもったいない感じ。

インドの高級ホテルでは、たいていが一面大理石のバスルーム。大理石の色や模様にもいろいろあって、このバスルームはアイボリーの温かな感じがすてき。

広めのバスタブで、シャワールームもある。インドのアメニティ類が他国と違うのは、へちまのボディブラシがついていること。これは重宝します。

あっと言う間に朝が来て、朝食をとりにカフェへ。これはラウンジのフラワーアレンジメント。

庭を見渡すラウンジバー。

庭には蓮の花が浮かぶ噴水の水辺とプール。

きらびやかなロビーフロア。中国料理店あり。


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