NEW YORK, NY
父の一周忌。「父の墓(その3)」を詣り、セントラルパークの緑を

MAY 27, 2005

今日は、父の一周忌である。あれから一年。本当ならば、実家に帰るべきところなのだろうけれど、ニューヨークで遊んでいる。そんな長女。などと開き直っている場合ではない。せめてお墓詣りくらいしたいものである。父を偲びたいものである。

命日に限らず、父のことはしばしば偲んでいるのだが、ともかくは、昨冬、母と妹とここへ来たときに、父の遺灰を撒いた場所へ行った。夫と二人、石に向かって手を合わせる。

花束とか、茶菓子とか、お酒とか、お供えを持ってこないあたり、なんだか詰めが甘かった気もするが、そんなことをした日には、夫に「非科学的!」などと言われること請け合いなので、気持ちだけで十分である。ゴミを置き去っていると思われても困るしね。

墓参りを終えた後は、木漏れ日の中を歩く。そうしてお気に入りの場所、シープメドウへ。平日だというのに大勢の人々。水着姿で日光浴する人たちがそこここに。

わたしたちもまた、靴を脱いで、靴下を脱いで、芝生の上に、だけど木陰に、ごろりと横たわる。ステーキサンドイッチを2つにわけて、もぐもぐと食べながら、気持ちよいひととき。とはいえ、ステーキサンドイッチだけでは足りないので、我が愛すべきホールフーズのフードバーであれこれと野菜類を選んで、オリジナルのサラダを作って、食べる。

ついでに、ジュースバーで、抹茶豆乳を試してみる。少量の割に高かったが(抹茶が高いためだろう)、とてもおいしかった。これは今後、自分でも作るべし、と思う。

ランチを終えたら、久々にサブウェイ(地下鉄)に乗ってダウンタウンへ。運賃が2ドルになっていた。確か来たばかりのころは1ドルちょっとだった気がするのだが……。


木漏れ日がとても気持ちのよい場所。

父の墓。一周忌の今日、来られてよかった。

小鳥もお詣り。

記念撮影。

BACK NEXT