LONDON/ APRIL 7, 2005

4月7日(2)ボンド・ストリート、レジェンド・ストリートあたりを歩く

食後はひたすら、町歩き。晴れたり曇ったり雨が降ったりと、本当に忙しい天気だ。ロンドンの人たちの多くは、そんな不安定な天気に慣れているせいか、多少の雨では傘も差さずにあるいているけれど、雨に濡れることにめっぽう弱いわたしたちは、途中、傘を購入。

ところが安っぽい傘ですら、10ポンド(20ドル)とか20ポンド(40ドル)の値が付いているから、これまた躊躇する。ウインドーショッピングしつつ、安い傘探しつつ、夫はインド人経営の皮革製品店にて、大振りの「バーバリーもどき」を5ポンドで購入。

わたしはレジェンド・ストリートで見つけた日本のユニクロで、安売り折り畳み傘を2.99ポンドで購入。日本製の傘は軽くて質がよいと悦に入る。

他の店の商品があまりに高いせいか、ユニクロの商品がどれも安く思え、急に「ジーンズを試着したい!」と燃える夫。あれこれと試してみるも、これというものに出合えず。

結局、今回の滞在中に、我々がロンドンで買った物といえば、思えばこの2本の傘だけであった。しかもバーバリーもどきは大きすぎて持って帰ってこられず。


ロンドンの老舗デパートHARRODS(ハロッズ)。1階にある食料品コーナーが好きなので訪れた。寿司バーなどができていて、10年前とは少し雰囲気が変わっていた。生鮮食品にコーヒー紅茶、ペイストリーにチョコレート、調理済み食品の数々……。どれも美しくディスプレイされていて、食指を動かされる。夫はケーキ類に目が釘付け。

HARRODSの食料品売場に触発された夫。通りかかったフレンチなカフェで、何かお菓子が食べたいという。好物のエクレアと見比べ、熟考の挙げ句に選んだこの一品。フォークを入れたら中からたっぷりのチョコレートクリーム。甘さ控えめでなかなかにおいしいのだが、「僕はホイップクリームだと思ってたのに」と、お気に召さなかった様子。

故ダイアナ妃がお気に入りだったというデパートメントストアHARVEY NICHOLS(ハーヴィー・ニコルズ)の最上階。食料品店とレストランがある。回転寿司チェーン"YO! SUSHI"もあった。

レストランの横にはクッキングブックのコーナーが。アジア系の本も充実していて、栗原はるみさんの本もあった。インド料理の本もよさげなのが数冊。

ハロッズの斜向かいに立つマンダリン・オリエンタルホテル。壮麗な外観が目を引いた。

賑やかな大通りをちょっと逸れただけで、急に静かな佇まいを見せるのもまた欧州的な街の風情。

東西に伸びるピカデリー通りを北に向けて曲がり、オールド・ボンド・ストリートを歩く。

地下鉄駅ハイドパークにそばのグリーン・パーク入り口。どことなく、マンハッタンのコロンバスサークルを思い出させる雰囲気。

ボンド・ストリート沿いには高級ブティックが軒を連ねていてる。英国ブランドのバーバリーが存在感あり。

オークション・ハウス、サザビーズのウインドー。

レジェンド・ストリート沿い、チューダー様式の建築物が目を引く高級デパートLIBERTY(リバティ)。

緩やかにカーブするレジェンド・ストリートに沿って弧を描く建築物。

重厚な建築物が連なる町並みにあって、ダブルデッカーの赤は鮮やかだ

ピカデリーサーカスは、マンハッタンでいうところのタイムズスクエア。この周辺にはミュージカルのシアターが集中していてネオンも賑やか。お腹が空いてきたけれど、落ち着いて食事ができる店を見つけられず、地下鉄でホテルの近所まで帰ることにした。

ランチタイムに目を付けていたタイ料理の店でディナー。タイのシンハービールで乾杯し、麺料理とエビのソテーなどを味わう。それにしても、高級店でもないのに、値段の相場は米国の1.5倍から2倍。高い。高すぎる。

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