ニューヨークで働く私のエッセイ&ダイアリー

読者からのメール集 その4 4/24/2001

 


読者の方からメールをいただくにつけ、その発信地が日本以外の国であることも多く、すでに使い古されてしまった形容ではありますが、インターネットという目に見えない無数のラインが、交差し、絡み合って、地球上を網羅しているのだなあということを、実感せずにはいられません。

たとえば私が子供のころに、このような事態が起こっていて、世界をもっと身近に感じることができていたならば、私はどんな将来を選択しただろうと思います。多分、今とは違うことをしていたとは思いますが、想像が付きません。

今回は、国際結婚の際の名前についても、いくつかアドバイスや体験をお送りいただきました。ありがとうございます。今度、「在ニュー・ヨーク日本総領事館」で取材をしてみようかとも思っています。

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いつも楽しく読ませていただいてます。先日の長距離電話会社との戦いの逸話でちょっと自分のことを思い出したので、メールします。

私が住んでる、故大英帝国イギリスでは、格安国際電話サービスこそ、雨後の竹の子のように会社があり、最初に使い始めた頃よりやはり競争が激しいせいか、半額以下にまで料金も下がり、ミホさんがメールの中でおっしゃられていたの同様、世界が狭くなっていくなと感じる今日この頃ですが、国内電話にいたってはまだまだ、うーんと言う状態です。

と言うのは、ここでは日本のNTT同様(最近の話を聞く限り日本の方が一足先に行ってしまった感がありますが)、ブリティッシュ‐テレコム(通称BT)が、まだまだ顔を利かせていて、あまりそれ以外の選択肢がないように思われます。

そもそもの始まりは、インターネット用に回線を引かなくてはという必要性から、セカンドラインパックと言う、ワンパッケージになっているキットを購入しました(もちろん敷設費もこの中に含まれています)。これは既存の電話線に追加と言う形で、新しくもう一本線が引けると言う物で、丸々新しい線を引くよりは、多少割安になっています。線が引き終わり、最初の請求書が来て、その含まれているはずの敷設費がまた請求されているところから、私とBTの長ーい戦いが始まりました。

なんだかんだで8ヶ月ほど、引っ張った気がします。挙句の果てに、法的措置にでる可能性も有ると言う、手紙が来て、あまりの言い分に腹が立って、だってこちらに非は無いんですから。今までの請求書のコピーに綿密に日付を入れた、今までの時間経過に伴うレポートを添え、BTに送りつけ2ヵ月後ぐらいに、その請求は消えました。文字通り消えたと言うほうがいいんでしょう。謝罪も無ければ、謝りの電話一本も無く、非常にむかついた事を覚えています。

本当に気力と意地、正にその通りだと思います。今考えると本当に大変だったのをメール読んでちょっと思い出してしまいました。何か長々となってしまいましたが、これからも楽しい(楽しいばかりではないと思いますが)お話を聞かせくださいませ。

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この度は、ご婚約おめでとうございます。いつも、楽しく読ませて頂いております。私は、夢多き?40代の女性で自営業者、娘が二人おります。

A男さんは、やはり「muse new york」に出ていらした方だったのですね。そうではないかしらと思っていました。本当にやさしそうな方ですね。私のいとこの女性がインド人の方と結婚していまして、日本在住です。彼らはクリスチャンなので、教会でのお式でした。

国際結婚はご苦労も多いのでしょうが、うらやましい。

日本人の男性は(若い方は知りませんけれど)、妻を平気でほうっておきますから。やさしいことばをかけてくれるなんて、なかなかないですね。もし、再び結婚する事があっても、日本人男性とは結婚しないと思います。おっと、愚痴になってしまいました。

結婚後の姓ですが、日本でも最近は選択できるようになったと思います。二、三年前に法改正になったのでは。「マルハンさん」はへんではないですよ。「マ」にアクセントがくると思いますから、「丸半」は連想しなっかったけれど。ミホ・サカタ・マルハンって、かっこイイですよ。

御幸せに。ますますのパワーアップを期待しております。A 子

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メルマガ、いつも楽しく読ませて頂いております。結婚の戸籍について。

私も約2年前にカナダ人の夫と一緒になったので、いろいろ手続きしましたが、メルマガを読み終わった後、私の戸籍はどうなっているのだろう?とみてみました。10年以上前と変わっていないのでしょうか。

右に私の氏名があり(これが世帯主ということなのでしょうか)、両親の本籍地から、どの国のどの州の方式によってどの領事館から申請されうんぬん、父の籍より入籍、という表記になっていて、これらの説明の下の欄に、右側に私の父母の氏名、長女であることが記され、まん中に私の名、左に出生日、そして私の名の上方には「妻」という字が。夫の名は上方の説明書き中にあるだけですね。なんだか寂しいです。夫がないがしろにされているようで。

子ができれば、父の欄に、夫の名が入るのでしょうか?入って欲しいです。今年中にこれは判明することでしょう。子ができたらできたで、その子の日本国籍を保留しておきたければ、出生後3ヶ月以内に領事館へ届け出をしなければならない、など、また手続きがある様ですね。

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夫婦別姓の件で、98年に日本でアメリカ人と結婚した友人からメールが届きましたので抜粋してお送りします。参考になれば幸いです。

以下、人名は全て仮名です。結婚相手が日系人のため、苗字がカタカナ表記になっています。

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ところで、夫婦別姓の件ですが、私は別姓にすると、その後いろいろ面倒さそうなので(というより旧姓にまったく執着がないので)戸籍上も「カトウ美雪」にしました。その場合、私が戸籍筆頭者、ジョンは欄外に名前といっしょに婚姻日、国籍、生年月日が記載されてるくらいです。

もちろん旧姓を維持してる人もたくさんいます。 ジョンの知り合いのアメリカ人も、奥さまは日本人で夫婦別姓にしてるらしいです。その方のお家は表札も正しく2名分表記されてました。

こーーんな私の話じゃ、全然参考にならないと思うので、これを見てみて下さい。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/

このURLを開いて、発言小町をクリック、下の方にある過去ログの 2001年2月の「国際結婚の姓」2000年9月の「国際結婚の先輩方へ」が参考になると思います。

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こんにちは

いつも楽しくメルマガ拝見させていただいています。

ところで私の祖父母のうちは、かって下関にある梅光女学院高校のちょうど真下にありまして、よく遊びに行きました。当時小さかった僕は、高校から見晴らしがいいので 関門海峡を見るのが好きでした。よくバレーボールの玉が落っこちてきて、何個ももらってしまいました。
ははは

何か懐かしくて いきなりメールさせていただきました。。なんか、ほんと身近な感じがして>>笑 

これからもお体に気をつけて 頑張ってくださいね

Masahiko Niwayama 中国の大連にて

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たったいま(23日昼)muse new york が届きました。とても早いので驚いています。ありがとうございました。

私は専業主婦ですが、ホームステイをやったり、アジアの留学生の会のボランテアなどやっておりまして、いままでに20カ国以上の方々を家に招きました。先週末は、浦和にある国際交流基金日本語センターでホストフアミリーや、いろいろな方が花見パーテイに招かれまして私も参加できました。

このセンターは、世界中で日本語教師、教授をやってる方たちが研修する場でして、私はこの方たちが日本家庭を体験するホームステイもやっています。

また、4年前から毎年Washington DCの近くのジョージタウン=プレパラートリースクールの高校生一人を夏休みに二週間ホームステイさせています。この学校の生徒は、JALの招待で毎年四人選ばれて日本に招待されています。それで、いつも彼らからワシントンの話を聞いていますので、今回のmuse 誌で、ワシントンやジョ−ジタウンなどが紹介されているのを拝見し嬉しくなりました。(中略)

私の家に以前招いた、在日(東大に留学したそうです)のインド人ビジネスマン(妻は日本人)は、マハトマ=ガンジーの孫と友人で、留学にきたそのお孫さんを自宅に泊めたと話していました。いまは交流していませんが...

メリ−ランド州のベイツカレッジの学生さんもホームステイさせ、教授夫妻も招いたことがあります。夫人は宮沢賢治の童話を翻訳をされてます。よく泊まりにきてた中国人の友人は最近からボストンカレッジの物理の教授になりました。

私は子供時代から、外国の異文化に関心をもっていましたから、文通だけしていましたが、家庭環境ではなにもそういうことには関係なくきてましたから活動的でもなく、引っ込み思案の主婦みたいになってますが、いつのまにか不思議と外国人の方たちと自然に友人になってきています。そして、話してるうちに世界のいろいろな人やモノとのつながりがでてくるのがまた不思議だなっていつも思ってます。

スミマセン、長々と自分のことばかり書いてしまいました。

インターネットができる前は外国の情報を得るのに物足りない生活でしたが、今はありがたいなと思っています。いろいろな国に駐在してるかたたちのメルマガを読ませていただいていますが、坂田さんのエッセーはそのなかでNO1にきにいってます。他の読者の方たちも同意見だったのがわかり、私も嬉しく思います。いい出会いに感謝しています。

これからもどうぞご健康に気をつけていいお仕事をなさってください。

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