Broadway 〜The Great White Way〜

KEN
(5/13/2003)


僕が世界で一番好きな場所、それがブロードウェイ。

ニューヨーク・マンハッタンのそれほど広くないエリアに、何十もの劇場がひしめきあっている。

タイムズ・スクエアに、tktsという当日券を格安で販売するブースがある。テレビ中継などでもよく使われるスポットで、日清カップヌードルの大看板なども見えるあそこだ。このあたりに立つと、ブロードウェイがよく眺められる。

目の前には、内装が本当に“宮殿”のようなPalace Theaterがある。ぐるっと見渡すと、劇場のmarqueeやブロードウェイで上演されているショーの凝った広告看板があちこちに見える。

街を走るイエロー・キャブの上にも、ショーの看板が。それだけでミュージカルを愛する僕は、軽い興奮と幸福感に包まれる。

1997年の夏、初めてニューヨークを訪れ憧れのブロードウェイに降り立った時、妙な言い方だが「ブロードウェイって本当にこの世に存在したんだ」と感激した。

後に知ったのだが、ブロードウェイは別名「The Great White Way」と呼ばれるそうだ。語源は知らないが、「光に照らされ白く輝く一筋の道」というイメージが湧く。

いつかあの「道」を旅行者としてではなく、
住人として歩くのが僕の夢だ。

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