■2002年4月

  

●金貨のシャワーを浴びる。新しい絵を我が家に。 4/2/2002

先日、マンハッタンに行ったとき、メトロポリタンミュージアムで購入した絵画のポスター。それをフレームショップで額に入れてもらい、エントランスの壁に飾った。

現在、開催されている特別展(イタリアのバロック、父娘画家の展覧会 Orazio and Artemisia Gentileschi: Father and Daughter Painters in Baroque Italy )で見た作品。

これは父Orazioの作品。上の写真には、カメラを構える私や部屋の壁などが写り込んでいるし、照明の具合で全体にゴールドだから、こちらのサイトで、原作に近い雰囲気をお楽しみください。

http://www.metmuseum.org/special/Orazio_and_Artemisia/36.r.htm

 


●木曜日の満月。赤い月 4/1/2002

我が家の屋上からの風景。建物は6階立てだが、丘の上に位置しているのでDC市街が一望できる。マンハッタンとはまったく趣を異にした、視界の広がった都市風景。

DCの都市設計を担当したのはフランス人技術将校ピエール・ランファン。彼が意図した通り、遠く離れたここからも、キャピタル(連邦議会議事堂)のドームがくっきりと望める。天を射るようにそびえたつワシントン記念塔もまた。

ジョージ・ワシントンが夢見た通り、白い大理石と緑の木々が美しい市街。無論、彼の存命中は建設途上で、美しく仕上がった街を目にすることはなかったのだが……。

木曜の夜は満月だった。西の地平線から、ぬっと現れる赤い月が、部屋の窓から見えた。視界を遮るもの、なにもなく、月が次第に昇っていくのを、時折眺めた。


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