■2002年5月

●甘酸っぱくておいしいチェリーの季節です  5/19/2002

昨日、久しぶりにFRESH FIELDSへ買い物に行ったら、生鮮食品コーナーの入り口あたりに、山のようなチェリーが! チェリーが大好きなわたしはさっそくビニール袋を手に取り、コンディションのいいものを一粒ずつ選ぶ。

この深紅のチェリーが店頭に並び始めると、夏が来たなあと思わされる。マンハッタンに住んでいた頃はFAIRWAYというスーパーマーケットで、よくチェリーを買ったものだ。

ワシントン産(DCではなくシアトルのあるワシントン州)が有名かつ高品質で、日本向けの通販カタログなどにもよく載っている。ちなみにこの深紅のアメリカンチェリーはビング種と呼ばれていて、甘酸っぱさが濃厚。

一方、山形のサクランボみたいな薄い桃色黄色風のチェリーもあり、こちらはレーニア種と呼ばれる。味わいも上品で山形産に似ている。ビング種よりはやや値段が高い。

ところで写真のチェリーが入っている器はポルトガルで買った物。本当はオリーブを入れる器で、種を入れるスペースがついている。チェリーにも種があるからちょうどいいでしょ。ちなみにもう一種類、スペインでも同じコンセプトの素焼きの器を購入した。結構気に入っている。

ちなみに黄色いグラスはスウェーデン南部のガラス工房で買った物。他の色ガラスと共に窓辺に置いているのだが、チェリーの赤と、このガラスの黄色と緑がとてもきれいな色合いだったので、一緒に撮影してみた。


 

●履き心地抜群! 夏の素足に快適な日本の草履 5/16/2002

数年前、東京に住む友人がニューヨークに遊びに来たとき、畳底の和製サンダル(草履)を買ってきてくれた。それが何とも履き心地よかった。

夏、室内では大抵サンダル履きだが、ゴム系はなんだかベタベタするし、かかとの高いサンダルは疲れるし、なかなか「これ」というのが見つからなかったところに、その草履はうってつけだった。

アメリカでも数年前から、オリエンタルファッションブームの一環としてか、畳底のサンダルが流行っていて、ときどき店頭でも見かけるのだが、なかなか履きやすいものは見つからない。

友人からもらった草履が古くなり、新しいものが欲しくて、先日妹が渡米したときに頼んでおいて持ってきてもらったのが上の草履(民芸調 本だたみ 日本製 製造元不明)。友人がくれたのとほぼ同じデザインで、やはり履き心地は非常にいい。

2足あるので、残りの1足は靴箱の中にしまっているのだが、うっかりするとアーヴァンドが取り出して履いている。小さいのを無理して履いても履きやすいらしい。しかし鼻緒が伸びるからやめてほしい。

次回訪米の際には、男性用の草履もお願いしたいところだ。

ちなみにアーヴァンドへは雪駄(せった)を買ってきてくれていたのだが、鼻緒がきつくて、足になじむまで結構時間がかかりそうである。……雪駄って、わかりますよね?

 


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