SCENE06: 一日三食じゃ物足りない!

SINGAPORE/ NOVEMBER, 2005

バンガロア行きの便は夜出発。夕方までは、自由時間。
車でオーチャード通りまで。ショッピングモールの林立するあたり。
車を降りた途端、見つけてしまった看板!
台湾名物、小籠包の店!

今から18年前、初めての海外取材先、台湾で、初めて味わったこの店の小籠包。
あまりのおいしさに、取材の疲労も忘れ、あれこれと食べたものだ。
その後、母と妹と三人で台湾に行ったにも、この店を訪れた。
今では日本にも、米国にも、支店を出す名物店となっている。

午後はラッフルズホテルでハイティーの予定だ。
あれこれおいしいものが盛り沢山の、ハイティーの、予約を入れている。
が、しかし、ここの小籠包を見過ごすことができようか?
いや、できまい。決してできまい!!

夫を説得し、ひとまずは、「味見にひと皿」を注文。
あ〜でも、一旦口にしたら、ひと皿で完結できるわけもなく、

「ハイティー、やめようか?」

意見の一致をみ、追加注文。
おいしかった。小籠包好きの夫も大満足だった。
よかったよかった。

ハイティーは、またこんどね。


これがその名物小籠包の店。看板を見つけた途端、体内の興奮度が急上昇し、夫の手を引っ張るようにして地下のフードコートへ。

店頭では、調理人の皆さんが忙しく、小籠包作りに精を出している。

 

←前菜の漬け物風も美味! ↑いくらおいしかったからって、店頭で記念撮影まですることもないとは思うのだが、一応記念に。

オーチャード・ロード沿いには、ショッピングモールが林立している。

日本の高島屋デパート。ここのパリミキで、部品をなくして調子の悪かった眼鏡を修理してもらい、満足の夫。

ここの紀伊国屋は大きくてよかった〜! なにがいいって、日本の本だけじゃなく、地元、中国、欧米の本も揃っているところ。二人して、ここに随分、長居してしまった。

夕方、ホテルに戻り、シンガポール航空が手配する空港までのバスを待つ間、カフェで休憩。

束の間の休日を楽しんで、さて、いよいよ今夜はインド。新しい人生の一幕が、開こうとしている。

予測できないくらい、いろいろなことが起こるだろうけれど、それもまた、人生のスパイス。楽しみを見つけながら、健康第一で、がんばっていこう。

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