SCENE01: 昼過ぎ、デリーを出発。一路ジャイプールへ。

DELHI-JAIPUR/ DECEMBER 18, 2005

 デリーから車で約230キロ。ジャイプールはデリーの南、ラジャスタン州の町。
ピンクシティと呼ばれるこの町へ、2泊3日の小旅行へ。

ドライヴァーはマルハン実家のティージヴィール。
彼曰く、タージマハルのアグラへ向かうハイウェイよりは「いい」という。

逆走してくる車あり、横切る動物の群れありで、
ハイウェイとは名ばかりのインド。
「いい」というよりは、「まし」ということなのだと理解して、
土曜の午後、打ち合わせを終えた夫とともに、デリーを離れた。

デリー郊外の新興都市、グルガオンを通過して、車はしばしば滞りながら、走る。

「Jaipurまであと205キロ」の標識から10分以上ほども走ったあとで、
「Jaipurまであと209キロ」のサインが現れる。
ふむふむ。遠のいているのか、我々は。

車窓から、菜の花畑の広がりが見える。
「ん? 油っこい匂い」と思ったら日清のカップヌードル工場も見える。

デリーからアグラへ行ったときも、バンガロールからマイソールに行ったときも、
走っても走っても、たどりつかなかった目的地。

(距離)÷(速度)=(時間)

の公式が、なぜか成り立たないインド不思議ドライヴ。

(距離)÷(速度)+(?)=(時間)

結局、ホテルにチェックインしたのは、夜も7時を回ったあたり。
約5時間をかけてのロングドライヴだった。


冷え込むデリーの冬の朝。スモッグが立ちこめる町を走るバイカーは、みな、マフラーやらスカーフやら帽子やらで防寒している。彼はちなみに、ターバンね。

もうそろそろ到着したっていいんじゃないの? という時刻にようやく、「中間地点」のドライヴインに到着。おトイレ休憩。

水牛の後ろ姿。

ラクダ! ジャイプールに近付いて来たようだ。

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