JUNE 13th - 27th, 2005 住み慣れたワシントンDCを離れ、カリフォルニア州のシリコンヴァレー界隈に引っ越すことが決まった。西行きは、将来のインド移住を踏まえての準備期間で、滞在は半年間の予定だ。 近い将来、この国を離れることになる。その前に、まだ見ぬ土地を訪れてみたい。そんな思いもあって、車で移動することに決めた。ニューメキシコ州やアリゾナ州など、西側の土地をゆっくり巡りたいとの思いから、東側はひたすらに走り抜け、サンタフェまではただ、ドライヴに徹することにした。２週間に亘る大陸横断の旅を、ここに記録したい。 JUNE 13 (DAY 1)/ WASHINTON DC- HAGERSTOWN (MD) ■ そしてついに、出発のとき。虹に見送られて旅立つ夕暮れ。 [Miles Driven: 65 (65)] JUNE 14 (DAY 2)/ HAGERSTOWN (MD)- WASHINGTON (PA)- COLUNBUS (OH)- INDIANAPOLIS (IN) ■ いよいよ、今日から長距離ドライヴのスタート。蒸し暑いけれど快晴 ■ ４つの州を走り抜けたあと、カーレースの町、インディアナポリスへ [Miles Driven: 530 (595)] JUNE 15 (DAY 3)/ INDIANAPOLIS (IN)- COLLINSVILLE (IL)- ST. LOUIS (MO)- CLAREMORE (OK) ■ 今朝も快晴。引っ越し疲れも癒えて、体調もよく。さて、今日もまた長距離だ ■ ジャズとブルースの町、セント・ルイスを通過して、ルート66の名残り漂うインターステイト44へ ■ インディアナ州、イリノイ州、ミズーリ州を経て、今夜はオクラホマ州のクレアモアに宿をとる [Miles Driven: 610 (1205)] JUNE 16 (DAY 4)/ CLAREMORE (OK)- OKLAHOMA CITY (OK)- AMARILLO (TX)- SANTA ROSA (NM) ■ 朝食を食べ損ねる。空腹のまま、ルート66と汽笛の町、クレアモアを脱出 ■ やがてテキサス州。照りつける日差しのもと、茫洋とした光景の中をひた走る ■ ニューメキシコ州サンタロサにて。乾いた風と、ルート66と、よく冷えたバドワイザーと [Miles Driven: 567 (1772)] JUNE 17 (DAY 5)/ SANTA ROSA (NM)- SANTA FE (NM) ■ 乾いた大地に青く輝く水辺。ひと泳ぎしてサンタフェを目指す ■ 小高い丘の上にたつ、サンタフェ・スタイルの由緒あるリゾートへ ■ そよ風吹いて、空青く。幸せランチタイム。そして至福のマッサージ [Miles Driven: 113 (1885)] JUNE 18 (DAY 6)/ SANTA FE (NM) ■ 目覚めは健康的にピラテスのクラス、そしてテラスで美しい朝食 ■ サンタフェの町へ出る。フリーマーケットを散策し、アーティストたちの作品に触れ合う ■ ジョージア・オキーフのミュージアムで絵画を。旧総督邸でニューメキシコの歴史を ■ 夕映えを眺めながら、部屋で軽く夕食。静かで穏やかな夜 JUNE 19 (DAY 7)/ SANTA FE (NM) ■ 朝からフェイシャル。朝食のあとはスキー場近くのトレイルを散策 ■ サンタフェの山間に立ち上る湯けむり。日本の温泉情趣を束の間、味わう ■ マルガリータを飲み、伝統的なメキシカンを味わい、早くも最後の夜 [Miles Driven: 70 (1955)] JUNE 20 (DAY 8)/ SANTA FE (NM)- CUBA (NM)- MEXCAN WATER (AZ)- MONUMENT VALLEY (UH) ■ サンタフェから、ネイティヴ・アメリカン居住区を走り抜けて、モニュメント・ヴァレーを目指す ■ ネイティヴ・アメリカンと商取り引きをする青年に聞く、ナヴァホ・インディアンの暮らし ■ 赤い大地と砂岩のモニュメント・ヴァレーへ。夕暮れのその、幽玄美 ■ 遠い遠い昔から、地球の素肌に触れ合い生きる人々の国、ナヴァホ・ランドへ [Miles Driven: 415 (2370)] JUNE 21 (DAY 9)/ MONUMENT VALLEY (UH)- CANYON DE CHELLY (AZ)- CAMERON (AZ) ■ モニュメント・ヴァレーで迎える朝。毎日の、けれど今日だけの、格別の朝日 ■ 遥かなるノスタルジア。父と、大地と、イーグルと ■ 太陽の瞳、風の耳。 ■ ナヴァホ・インディアンの聖なる蜘蛛の女神。そのシンボル、スパイダーロックへ ■ 無辺の大地に住まう人々。荒涼のホピ・インディアン居住区をひた走る。ペンダントを買う ■ 夕暮れどき。刻一刻と、色を変えゆく大空に抱かれて、滑るように道を走り抜ける [Miles Driven: 410 (2780)] JUNE 22 (DAY 10)/ CAMERON (AZ)- GRAND CANYON NATIONAL PARK (AZ)- SEDONA (AZ) ■ 視力が及ばない光景。グランドキャニオン ■ 蒸気機関車の汽笛が鳴る。百年前に開業したリゾート「エル・トヴァール」でランチ ■ セドナ。赤い岩々を望む、せせらぎのほとりのオーベルジュにて JUNE 23 (DAY 11)/ SEDONA (AZ) ■ 木漏れ日が降り注ぐ水辺のテーブルで、幸せなブレックファスト ■ 居心地のいい部屋で過ごす午後。そして深夜に知る「ヴォルテックス」の存在 [Miles Driven: 92 (2872)] JUNE 24 (DAY 12)/ SEDONA (AZ)-HISTRIC ROUTE 66 (AZ)- LAS VEGAS (NV) ■ 果たしてヴォルテックスとは？　地球の力を受け止められるという場所へ ■ 延々と続くサンタフェ鉄道の貨物列車。そしてヒストリック・ルート66 ■ ルート66の象徴的風景が凝縮された場所、ハックベリー・ジェネラルストア ■ フーヴァー・ダムを経て、砂漠の大地に浮かぶ蜃気楼の町、ラスヴェガスへ [Miles Driven: 307 (3179)] JUNE 25 (DAY 13)/ LAS VEGAS (NV) ■ ラスヴェガス。にぎやかな、きらびやかな、はなやかな、ただなかで過ごす一日 JUNE 26 (DAY 14)/ LAS VEGAS (NV)- SANTA BARBARA (CA) ■ ブションで朝食。思いがけず、キッチンを見学させてもらって感激の朝 ■ 砂漠の一本道で渋滞に。疲労困憊の果てに太平洋岸到達。カリフォルニア、サンタバーバラ [Miles Driven: 365 (3544)] JUNE 27 (DAY 15)/ SANTA BARBARA (CA)- LOMPOC (CA)- HERAST CASTLE (CA)- BIG SUR (CA)- SUNNYVALE (CA) ■ 花の町、ロンポック。見晴るかす、彩り豊かな大地 ■ 太平洋を見下ろす丘の上。かつての新聞王、ハーストの邸宅へ ■ 乾いた風が吹き抜ける。栄華を極めた果てに残されたもの ■ 紺碧の海を眺め走る。ビッグ・サーを経て、旅の終着点、新しい暮らしの始発点へ [Miles Driven: 376 (3920)]

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